今回は熊本城マラソンについて紹介します。
この大会は、その名の通り、熊本市中心部をスタートして、市街地から川尻方面、熊本西区を経由、ゴールの熊本城を目指すマラソンです。2月中旬に開催されます。
2021年2月については、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催中止が決まっています。
6回走ったことがあります。全体的にフラットなコースですが、最後の坂は辛いです。
- 自分の住む街を走るということ、特別感
- 関係者の一体感、マラソン開催までの独特な雰囲気
- 熊本復興への想い、走る日常への感謝
という3点について書きます。
1について、自分が住む街を走ることはどういうことなのかというと、日常で見ている光景は、大会によって全く違った光景・雰囲気になります。車社会の熊本は、ノーマイカーデーとなります。
熊本城マラソンという一大イベントに向けて、街が一体となるわけです。
2について、開催までの期間も特別な期間となります。テレビCMが増えて、大会の露出が増えます。街ではランナーを見かけることが増えます。職場では、「走るのか?がんばって!」といった会話が増えます。
大会直前のムード、走らない人も関心を持つ時期になります。
大会へのワクワク感があります。
3について、2016年の熊本地震以来、熊本城の復旧や熊本の復興とともに、熊本城マラソンは開催されてきました。復興へ向けて元気を届けよう、復興へ歩む熊本に来て欲しい、様々な想いがあると思います。
普段走っていない人が一度はフルマラソンを走ろう!と挑戦する人も多いです。何かを達成したい、挑戦したい、それぞれの目的や目標、目指す姿があるのだと思います。
マラソン大会は、単なる「走る大会」ではないのです。
前回大会は大雨で過酷な環境でした。これまで数十回フルマラソンを走っていますが、あれほど雨が長く降り続いて、身体の冷えを感じたマラソンは初めてでした。フルマラソンの過酷さ、厳しさを再認識するとともに、どんな環境でも対応できる準備と対応力が必要だなと思いました。
次の開催は再来年かもしれませんが、多くの人に熊本城マラソンに来て欲しいですし、マラソンでなくても、観光でも訪れて、熊本の復興、熊本城の復旧を見てほしいと思います。
サクラマチなどの再開発が進んでおり、熊本は着実に前に歩みを進めています。
豪雨災害や今回の新型コロナなどの困難にも直面しています。「日常」のありがたさを感じます。以前の日常を取り戻し、前進しないといけませんね。
マラソン大会自体の特徴としては、エイドステーションは、熊本名物のタイピーエンがあったり、充実しています。個人的には、コーラを飲めるエイドが好きです。おにぎりやトマト、みかんやバナナ、いろいろとあります。
コース上のあちこちに応援をしてくださる人々が多くいます。とてもありがたく、力になります。(常に視線があるので、ちょっと一休みしにくいときもあります…無理せずマイペースで走りましょう)
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