マラソンを走ると、何らかの故障に直面することがあります。
代表的なものは、膝の痛みです。
2回目のフルマラソンのとき、膝の痛みで思うように走れなくなったことがあります。膝の外側部分の痛みです。
腸脛靱帯炎でした。(膝の痛みを発症してフルマラソンを完走後、整形外科に行きました)

ランナー膝 別名:腸脛靱帯炎 |SPORTS MEDICINE LIBRARY|ザムスト(ZAMST)
「SPORTS MEDICINE LIBRARY」は、2001年から雑誌「コーチングクリニックに連載され、その後ザムストブランドサイトに掲載し、多くの読者を集めたコンテンツ「スポーツの鉄人に聞け」を最新の情報に刷新・改訂したものです。自分の...
要因分析
このときは、フルマラソンの数日前に20km以上のロング走をしていて、疲労の蓄積が腸脛靱帯炎の要因の1つでした。
この症状を知り、自分なりに原因を分析して、再発防止策を考えました。
考えた結果、他にも要因がありました。膝周りの筋肉の柔軟性、太ももの筋力不足です。
原因を踏まえた対策・習慣
柔軟性は日頃のストレッチ、特に腸脛靱帯炎予防を意識して、身体を柔軟にするストレッチをランニング前に行うようにしました。
そして、太ももの筋力強化も重要だと考えました。膝の曲げ伸ばしの繰り返しで、膝の周囲が消耗します。筋力を強化することで、膝周りの負荷を軽減するべく、エレベーターは乗らずに階段を登るなどを習慣にしています。(スクワットや四股を踏む、坂道ランニングも、筋力強化だけでなく、膝のケガ予防に効果的です)
何より重要なのは、足を使い過ぎて疲労を溜めず、ダメージを抜いて、本番にのぞむことです。
対策の結果とダメージケアの重要性
腸脛靱帯炎になることはほとんど無くなりました。近年は、走り過ぎたときには、足底筋膜炎やハムストリングスの腱鞘炎になることがあります。ダメージのケアや走り過ぎには気を付けたいと思います。
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